フランス語の大学授業が『難しい』と感じたら読む本質

フランス語の大学授業が「難しい」と感じたら読む本質 フランス語文法の基本

大学で第二外国語としてフランス語を選んだものの、

  • 授業に全くついていけない
  • 動詞活用や名詞の性が複雑すぎる
  • このままだと単位を落としそう

そんな不安を感じていませんか?

実は私自身、高校時代は英語が苦手でした。テストのために単語や文法を覚える勉強がどうしても好きになれず、「外国語は向いていない」と思っていたほどです。

そのため、大学で第二外国語が必修だと知ったときは正直かなり絶望しました。

しかし、授業に置いていかれないようにYouTubeで少し予習を始めたことをきっかけに、考え方が大きく変わります。

てぃあ
てぃあ

あれ?フランス語って結構簡単?

それもそのはず。予習したのはアルファベットや発音とちょっとした文法だけですから。

でもその土台があったからこそ、その先の授業で詰まることはありませんでした。

また、学習を進めるうちに気付いたことがあります。 それは、フランス語の文法の構造(骨組み)は、僕たちが中学生で習った英語とほとんど同じだということです。

英語の「be動詞」や「一般動詞」という概念はフランス語にもそのままありますし、文の並び順もほぼ同じ。

つまり、すでに知っている英語の型に、フランス語の単語をパチパチとはめ換えていくだけで、基本の文は作れてしまいます。

「じゃあ、なんで大学のフラ語はあんなに難しく感じるのか?」

理由は単純で、単語をはめ換えるときに、名詞の性別(男性・女性)や、発音のルールが少しだけ「複雑」に絡んでくるからです。

ここで多くの大学生が「うわ、めんどくさ!」と拒絶反応を起こしてしまいます。

でも、ビビる必要は一切ありません。

フランス語のルールには、英語と違って「例外がほとんどない」という特徴があるからです。

最初だけルールを覚えてしまえば、あとはずっとそのルールを使い回すだけのゲームになります。

まずは英語と違う部分は何なのかを意識して、フランス語の特徴を一つずつ覚えていきましょう。

てぃあ
てぃあ

始めはルールを覚えるのが大変だけど、一度覚えてしまうと楽になりますよ。

なぜ大学のフランス語はこんなに難しく感じるのか

大学でフランス語を履修し始めたとき、多くの学生が「思ったより難しい」と感じます。

実際、私の周りでも授業についていけなくなったり、第二外国語に苦手意識を持ったりする人は少なくありませんでした。

しかし、その原因は「フランス語が特別難しい言語だから」ではありません。

まずは、なぜ多くの大学生がフランス語を難しく感じるのかを整理してみましょう。

高校英語とのギャップが大きすぎる

フランス語が難しく感じる最大の理由の一つは、比較対象が英語になってしまうことです。

私たちは中学校・高校を合わせると、少なくとも6年間は英語に触れています。

もちろん英語が得意だった人ばかりではありませんが、それでも基本的な文法や単語にはある程度慣れている状態です。

一方で、フランス語はほとんどの人にとって完全なゼロスタートです。

アルファベットは同じなのに発音が違う。
見たことのない記号が付いている。
単語も読めない。

こうした状況になるため、どうしても英語と比べて「難しい」と感じてしまいます。

しかし実際には、英語も学び始めた頃は同じように難しかったはずです。

長年触れてきた英語と、学び始めたばかりのフランス語を比較してしまうこと自体が、難しく感じる大きな要因なのです。

最初から覚えるルールが一気に押し寄せる

フランス語では、学習初期の段階で多くの新しいルールが登場します。

例えば、

  • 冠詞(un、une、le、la など)
  • 名詞の男性形・女性形
  • 動詞活用

などです。

英語にも文法はありますが、フランス語では「単語そのものが変化する」という場面が多いため、最初は情報量が多く感じられます。

特に大学の授業では、これらの内容が数週間のうちに次々と登場します。

その結果、

「覚えることが多すぎる」
「何から手を付ければいいかわからない」

という状態になりやすいのです。

ただし、これらのルールはバラバラに存在しているわけではありません。

実はフランス語は非常に体系的な言語で、一度仕組みが見えてくると理解がかなり楽になります。

授業の進度が想像以上に速い

大学の第二外国語で苦戦する人が多いもう一つの理由は、授業の進み方にあります。

中学や高校では毎週何時間も英語の授業があります。

授業内でも問題演習の時間が設けられていて、先生も理解できていない生徒がいないか気にかけてくれます。

高校では先生が「予習前提ですよー」とか言いながら、予習していない生徒のためにゆっくり説明していたのではないでしょうか?

しかし大学の第二外国語は違います。

授業数は多くの場合週1〜2コマ程度です。

それでいて、1年または2年で仏検3級相当まで学習します。

英語なら中学卒業レベルですね。

冷静に考えるとわかるように英語は3年かけてやっていたものを、週の授業数が減っているにも関わらず、ものの1, 2年で終わらせてしまうわけです。

当たり前ですが、1回の授業で扱う内容が意外と多くなります。

大学の講師も学生の理解度をある程度は確認してくれますが、
当然限度はあるもので、予習や復習が求められます。

特に外国語は積み上げ型の科目です。

動詞活用がわからない状態で次の文法事項を学ぶのは、四則演算が曖昧なまま方程式を解こうとするようなものです。

だからこそ、一度置いていかれると急に難しく感じるようになります。

逆に言えば、最初の段階で少しずつ理解を積み重ねていけば、そこまで恐れる必要はありません。

実はフランス語は「暗記科目」ではなく「ルール科目」

ここまで読むと、

「結局フランス語って覚えることが多すぎるんじゃないの?」

と思うかもしれません。

確かに、新しい単語や文法を覚える必要はあります。

しかし、私が学習を進める中で感じたのは、フランス語は単なる暗記科目ではなく、むしろルールを理解して使う科目だということです。

特に理系の人なら、この考え方を知るだけでかなり気持ちが楽になるはずです。

理系目線ではフランス語はパズルに近い

私は大学で電気工学を学んでいましたが、フランス語を勉強していて感じたのは、「意外と理系向きかもしれない」ということでした。

なぜなら、フランス語はルールを当てはめながら文章を組み立てる場面が多いからです。

例えば、

  • 主語によって動詞の形が変わる
  • 名詞によって冠詞が決まる
  • 発音規則に従って読み方が決まる

といった具合に、多くの部分が一定のルールで説明できます。

これは数学の公式を使って問題を解く感覚や、プログラミングで条件に応じて処理を組み立てる感覚に少し似ています。

もちろん最低限の暗記は必要です。

しかし、「とにかく全部覚えよう」とするよりも、「なぜそうなるのか」という仕組みを理解した方が圧倒的に効率よく学習できます。

私自身、フランス語が面白いと感じるようになったのは、単語を覚えることよりも、ルール同士のつながりが見えてきた頃でした。

英語より規則的な部分も多い

フランス語は複雑な言語というイメージがありますが、実は英語より規則的な部分も少なくありません。

例えば発音です。

英語では同じ綴りでも読み方が変わることがよくあります。

しかしフランス語は、一度発音規則を覚えてしまうと、初めて見る単語でもある程度読み方を予測できるケースが多くあります。

英語と違って綴りごとに発音が決まっているからです。

また、動詞活用にも一定のパターンがあります。

最初は活用表を見て圧倒されるかもしれませんが、学習を進めると「このグループは同じ変化をする」という規則性が見えてきます。

さらに、英語とフランス語は歴史的なつながりも深いため、似た単語が数多く存在します。

例えば、

  • important
  • information
  • restaurant
  • nation

などは、英語を知っていれば意味を推測しやすい単語です。

つまりフランス語は、完全に未知の言語を一から学ぶというより、既に持っている英語の知識を活用しながら学べる言語でもあるのです。

てぃあ
てぃあ

私自身も始めは「ルール多い」と思っていましたが、理解してくるにつれてパズル感覚で解けるようになっていったのでどんどん面白くなっていきました。

英語の知識を使うと理解速度が一気に上がる

ここまで読んで、

「英語の知識を活用しつつ学べることはわかった。でも英語がそもそも苦手なんだよね。」

と思った人もいるかもしれません。

しかし実際には、英語が得意である必要はありません。

なぜなら、大学の第二外国語のフランス語はせいぜい英語の中学レベルしかやらないからです。

たとえ英語に苦手意識があったとしても、中学・高校で学んだ知識はフランス語学習の土台として十分活用できます。

私自身、高校時代は英語が得意ではありませんでした。

それでもフランス語を学び始めてから、「あれ、この考え方どこかで見たことがあるな」と感じる場面が何度もありました。

英単語とフランス語単語は意外なほど似ている

フランス語を学び始めてまず驚いたのは、英語と似た単語が想像以上に多いことでした。

例えば、

  • important(重要な)
  • restaurant(レストラン)
  • information(情報)
  • nation(国家)

といった単語は、英語とフランス語でほぼ同じ形をしています。

もちろん発音は異なりますが、意味を推測するのはそれほど難しくありません。

他にも学習を進めると、

「この単語、英語の○○と同じ語源だな」

と気付く場面がたくさん出てきます。

つまりフランス語の単語学習は、完全なゼロからスタートするわけではありません。

すでに知っている英単語と結び付けながら覚えることで、記憶の負担を大きく減らすことができます。

文法も共通点が多い

単語だけでなく、文法にも英語との共通点があります。

例えば、

  • 主語→動詞の順に文を作る
  • 名詞には基本的に冠詞をつける
  • 助動詞を使って意味を補う

といった考え方は英語とよく似ています。

もちろん細かいルールは異なります。

フランス語には名詞の性がありますし、動詞活用も英語より複雑です。

しかし、学んでいくと、

「あれ?これ英語と同じように文作って単語をフランス語にするだけじゃね?」

と感じる部分も多いと思います。

「否定文は英語と違って動詞をneとpasで挟むのか」
「疑問文ってもはや語順すら変えずに『?』つけるだけ?英語より簡単じゃん」

というように、新しい知識を既存の知識と結び付けながら理解できます。

てぃあ
てぃあ

英語は3単現のsだけでしたが、フランス語は主語に合わせて6種類に変化するので、もちろん頑張らないといけないところはありますけどね。

英語が苦手だった私が、フランス語を趣味として楽しめるようになった理由

ここまで読んで、

「理屈はわかったけれど、本当にそんなにうまくいくものなの?」

と思った人もいるかもしれません。

そこで少しだけ、私自身の話をしてみます。

実は私は、もともと外国語が得意なタイプではありませんでした。

むしろ高校時代は英語に苦手意識があり、「外国語の勉強はつらいもの」というイメージを持っていました。

そんな私が、なぜ大学でフランス語を楽しめるようになったのか。

振り返ってみると、そこにはいくつかの理由があったように思います。

高校の「テストのための英語」が苦手だった

高校時代の私は、英語の勉強があまり好きではありませんでした。

もちろん英語そのものが嫌いだったわけではありません。

ただ、当時の私にとって英語学習は、

  • 単語を覚えないと
  • 文法も複雑でよくわからない
  • 長文は読めない

のようにとにかく難しいというイメージが先行して、英語だけでなく外国語自体に苦手意識が生まれてしまいました。

だから大学入学前に、第二外国語が必修だと知ったときは正直かなり不安でした。

英語ですら苦手意識があるのに、新しい言語なんて本当にできるのだろうか。

そんな気持ちを持っていたのを覚えています。

「必修」の文字に怯え、YouTubeで先回り予習した

不安だったからこそ、私は授業が始まる前に少しだけ行動してみることにしました。

といっても、本格的な勉強ではありません。

YouTubeでフランス語の入門動画を見たり、簡単な発音解説を聞いたりする程度です。

当時の目的は、

「フランス語を得意になりたい」

ではなく、

「授業で置いていかれたくない」

ただそれだけでした。

しかし、この小さな予習が想像以上に大きな効果を生みました。

授業で初めて聞くはずの内容を、事前に一度見たことがある。

それだけで理解しやすさが大きく変わったのです。

もちろん完璧に理解できていたわけではありません。

それでも、

「聞いたことがある」

「見覚えがある」

という状態で授業を受けられたことで、学習のハードルがかなり下がりました。

今振り返ると、この時点で「授業についていける」という成功体験を作れたことが大きかったように思います。

自分のペースで仕組みを理解したら、ただの面白いパズルだった

フランス語を学んでいて最も印象的だったのは、勉強が苦痛ではなくなった瞬間です。

授業を受けながら少しずつ理解が進むにつれて、

「この活用はこういうルールなのか」

「この発音になるのはこの規則があるからか」

というように、バラバラだった知識がつながり始めました。

すると、それまで暗記に見えていたものが、だんだんパズルのように感じられるようになったのです。

私は電気工学を学んでいますが、回路やプログラムを理解するときも、まずは仕組みを理解しようとします。

フランス語も同じでした。

単語や文法を個別に覚えるのではなく、ルール同士の関係を理解する。

そう考えると、学習がずっと面白くなりました。

そして気付けば、第二外国語の授業は苦痛な必修科目ではなくなっていました。

むしろ、

「次はどんな仕組みがあるんだろう」

と興味を持ちながら学べる趣味の一つになっていたのです。

実際、大学のフランス語の成績は安定して高評価を取ることができました。

しかし、それは特別な語学の才能があったからではありません。

英語との共通点を利用しながら、ルールや仕組みを理解することを意識した結果だったと思っています。

もし今、

「フランス語についていけない」

と感じているなら、才能の有無を心配する必要はありません。

私自身がそうだったように、見方を少し変えるだけで、フランス語はずっと取り組みやすい言語になるはずです。

今からでも間に合う!授業に「追いつき、追い越す」ための逆転勉強法

ここまでで、フランス語は「暗記地獄」ではなく「ルールで理解できる言語」だという話をしてきました。

では実際に、今ついていけていない状態からどう抜け出せばいいのか。

ここでは、私自身が学習の中で意識していた「優先順位」をベースに、現実的に効果が出やすい考え方を整理します。

重要なのは、勉強量を増やすことではなく、「どこから理解するか」を間違えないことです。


まずは「読める状態」を作る。発音規則を最優先で覚えよう

フランス語学習で最初にぶつかる壁は、「そもそも読めない」という問題です。

単語の意味以前に、文字を見てもどう発音するのか分からないと、学習のスピードは一気に落ちます。

そのため最初にやるべきなのは、単語暗記ではなく発音規則の整理です。

フランス語の発音にはある程度のパターンがあり、一度それを掴んでしまうと、知らない単語でも読み方を推測できるようになります。

これはいわゆるフォニックス的な考え方に近く、「文字と音のルール」を先に押さえるイメージです。

最初は細かい例外まで覚える必要はありません。

まずは頻出のルールだけで十分です。

「読める」という状態を作るだけで、授業中の理解度はかなり変わります。


名詞の性は暗記ではなく「ルール探し」だと思おう

次に多くの人がつまずくのが、名詞の性(男性・女性)です。

最初はすべてを暗記しようとしてしまいがちですが、それだと必ずどこかで限界が来ます。

重要なのは、「完全暗記」ではなく「パターン認識」に切り替えることです。

例えば、語尾によって男性・女性に傾向があるなど、一定の規則性があります。

もちろん例外はありますが、最初からそれをすべて覚える必要はありません。

まずは頻繁に出てくるパターンだけを押さえる。

それだけでも理解の負荷はかなり下がります。

名詞の性は「覚えるもの」ではなく、「傾向を見つけるもの」として扱う方が圧倒的に楽になります。


英語と違う部分だけを探す

フランス語学習で一番効率が良くなる考え方は、「全部を新しく覚えようとしないこと」です。

実はすでに知っている英語の知識が、そのまま使える部分はかなりあります。

だから意識すべきは、「違いの部分」です。

例えば、

  • 冠詞の考え方
  • 名詞の性
  • 動詞の活用

といった部分は英語と異なるため、重点的に整理する必要があります。

逆に言えば、それ以外の部分はすでに持っている知識でカバーできることも多いです。

「全部覚える」のではなく、「どこが違うのか」を見つける。

この視点に切り替えるだけで、学習量は体感的にかなり減ります。


まとめ

ここまで、大学のフランス語が難しく感じる理由から、実際の考え方・勉強法までを整理してきました。

改めて重要なポイントをまとめると、フランス語が難しく感じるのは「言語そのものが特別に難しいから」ではありません。

主な原因は次の3つです。

  • 英語とのギャップを基準にしてしまうこと
  • ルールが一気に出てきて整理できないこと
  • 授業の進度に対して復習の時間が足りないこと

つまり、多くの人は「理解できない状態」にいるのではなく、「どこから理解すればいいか分からない状態」にいるだけです。

そしてフランス語は、暗記中心の科目ではなく、ルールを整理して理解していくタイプの言語です。

発音規則や名詞の性、動詞の活用なども、バラバラに覚えるものではなく、一定のパターンとして捉えることができます。

さらに、英語の知識はそのまま大きな助けになります。

単語の共通性や文法の構造を比較することで、ゼロから覚える必要は大きく減ります。

重要なのは「全部を覚えようとすること」ではなく、「何がルールで、何が違いなのか」を整理することです。

そしてそのために、最初の段階だけは簡単な整理をしてあげる。

それだけでも、理解のスピードは大きく変わります。

実際、私自身も特別に語学が得意だったわけではありません。

むしろ英語に苦手意識があった側の人間です。

それでも、考え方を少し変えたことで、フランス語は負担の大きい必修科目ではなく、今では学ぶこと自体が楽しいものになりました。

もし今フランス語に対して「ついていけない」「難しすぎる」と感じているのであれば、それは能力の問題ではなく、見方の問題かもしれません。

どこから理解すればいいのかが分かれば、言語の印象は大きく変わります。

フランス語は、思っているよりずっと“構造的に理解できる言語”です。

タイトルとURLをコピーしました